みんなで大家さんの魅力とリスク
こちらでは、「みんなで大家さん」の魅力とリスクについて、詳しく説明しています。
「みんなで大家さん」の魅力とは?
「みんなで大家さん」は、多くの魅力を備えた投資商品です。ここでは、その魅力の一部を6つに分けて紹介します。
- 不動産の管理をしなくてもよい
- 私募ファンドなので相場の影響を受けない
- J-REITや株などに比べて配当利回りも元本の安定性も高い
- 償還時に元本割れを起こしたことがない
- 1口100万円の少額から不動産投資に参加できる
- 会員特典がある
それぞれ詳しく見てみましょう。
①不動産の管理をしなくてもよい
不動産投資と言って最初に思い浮かぶのが、不動産のオーナーになるという方法。実際に自分で物件を買って、その家賃収入を得るという投資法です。
しかしながら、不動産のオーナーになるということは、その不動産の管理・維持をしなければならないことにもなります。定期的なメンテナンスやクレーム処理、滞納の対応等、やることはたくさんあり、左うちわの生活とは程遠いのが現状です。
一方、「みんなで大家さん」は、不動産管理は運営会社が行ないます。出資者は出資するだけで完了。あとは償還まで分配金を楽しみに待つだけです。
②私募ファンドなので相場の影響を受けない
「みんなで大家さん」は私募ファンド。私募ファンドとは、簡単に言えば市場に上場していない投資信託のことです。
上場しているファンドの場合、流動性が高いことから、元本が常に価格変動リスクに晒されます。株と同じことです。いつでも換金できるというメリットがある反面、ファンドの運用成績や相場状況の変化によって、価格は大きく変動します。
価格変動リスクは、常に買う人と売る人がいるために発生します。「みんなで大家さん」では、賃貸利益による出資金評価方法を採用しているため、出資元本の変動も安定傾向にあるのです。
③J-REITや株などに比べて利回りも元本の安定性も高い
「みんなで大家さん」は、株や話題のJ-REITなどに比べて利回りも良く、元本の安定性も高いのが特徴です。
J-REITの場合の分配金利回りは、おおむね3~4%。株の配当利回りは2%弱(東証1部全銘柄)。それに対して、「みんなで大家さん」の分配金利回りは6%前後。圧倒的に利回りが高いだけでなく、上記の私募ファンドの理屈から元本の安全性も高い点が大きなメリットとなります。
④償還時に元本割れを起こしたことがない
「みんなで大家さん」は、過去に償還済みの商品について、一度も元本割れを起こしたことがありません。投資商品である以上は元本保証を謳うことができませんが、元本割ゼロという過去の実績は注目に値します。
仮に償還時に投資した不動産の評価額が元本を割り込んだ場合、「優先劣後システム」が発動され、不利益を運用会社が先に負担する仕組みとなっています。運用会社が負担してもまだマイナスのときには、出資者にマイナスが回ってくることになりますが、過去にそういったことは一度もありません。
⑤1口100万円の少額から不動産投資に参加できる
通常、不動産投資と言えば、数千万円以上の資金が必要ですが、「みんなで大家さん」の出資金額は、1口100万円。
これまで不動産投資に縁のなかった人たちでも投資を始めやすいように設計されています。資産の分散投資にも活用できる金額です。
もちろん、1口だけではなく、10口、50口と買い付けて大きな資金で運用することも可能です。
⑥会員特典がある
「みんなで大家さん」には、出資口数に応じた会員特典があります。会員のランクは、ホワイト、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの5段階。段階に応じてギフトカードや紹介特典、年1回のプレミアム特典(ゴールドとプラチナのみ)などが用意されています。
「みんなで大家さん」のリスクとは?
「みんなで大家さん」にはリスクもあります。リスクをよく理解し、納得のうえで出資をするようにしましょう。
- 元本保証商品ではない
- 運営会社の倒産リスクがある
- 分配金利回りは変動することがある
- 価格変動がほとんどないため大儲けすることはできない
それぞれ具体的に見てみましょう。
①元本保証商品ではない
「みんなで大家さん」は、元本保証の商品ではありません。銀行預金の場合は、たとえ銀行が潰れても1000万円までは元本が保証されるため、その点ではリスクがあると言えます。ただし上述のとおり、過去にリリースした商品で、償還時に元本割れを起こした事例は一度もありません。
なお、すべての投資商品は「元本保証」を謳うことを法律で禁止されています。たとえ一度も元本割れを起こしていなくても、価格変動リスクは必ずある、ということになります。
②運営会社の倒産リスクがある
投資信託全てに言えることですが、運営会社が倒産した場合には、当初予定していた利回り、保証などが受けられない可能性があります。
これはJ-REITや株、社債も同じです。極端な例を挙げれば、日本の財政が破綻した場合には、国債も返済されない可能性があります。
③分配金利回りは変動することがある
分配金の利回りは、家賃収入の悪化などによって、運用中に低下する可能性があります。
ただし、過去に発売された商品については、すべて予定通りの分配実績となっています。販売前に公表した予定利回りを下回ったことは、一度もありません。
なお分配金にも「優先劣後システム」が採用されているため、仮に家賃収入悪化によって分配原資が不足した場合、その不利益は先に運営会社が負担するようになっています。
④価格変動がほとんどないため大儲けすることはできない
「みんなで大家さん」は、価格の安定性が長所である反面、キャピタルゲイン(売却時に得られる利益)による大きなリターンが期待できません。
株やFX、商品先物取引など、ハイリスク・ハイリターン型の投資を求める方からすれば、「みんなで大家さん」は物足りない投資商品と感じるでしょう。
過去の実績を基準に資産運用することが大切
以上、「みんなで大家さん」の魅力やデメリットを詳しく見てみました。
高利回りで元本安定といった特徴がある反面、いくつかのリスクを併せ持つことも理解できたかと思います。
世の中にあるすべての投資商品には、かならずリスクがあります。そして、リスクの発生を事前に予知することはできません。将来の未知数を許容できないならば、投資自体が不可能になってしまいます。結局、資産運用はリスクを基準に考えるのではなく、過去の実績を基準に考えるしかないのです。
そういった意味では、「みんなで大家さん」は非常に魅力的な投資商品だといえるでしょう。